バスカーズギターの評判が気になる人は多いだろう。バスカーズギターとは、コストパフォーマンスに優れたエレキギターを展開するブランドで、特に初心者向けのモデルが充実しています。
中でもBST-Standardはストラトタイプの定番モデルとして人気があり、BLC-500はレスポールタイプのデザインで評価が高い。初心者セットも充実しており、これからギターを始める人にも最適です。実際の評判や特徴を詳しく見ていきます。
バスカーズギターの評判は?特徴と口コミを解説
- 良い評判① 初心者セットの評判が高い
- 良い評判② 安価だが問題なかった
- 良い評判③ 安価な割には意外と作りがいい
- 悪い評判① 安っぽい
- 悪い評判② 「馬ス鹿ーズ」と揶揄される
- 悪い評判③ 買ってはいけない
良い評判① 初心者セットの評判が高い
わなさんのギターバッカスじゃなくてバスカーズですね。初めて名前聞いたんですけど初心者セットのなかでは結構評判高いです。あとYoutube 見ました。めっちゃ有名ですやん!
— イタチ@レノファ系ラジオDJ-stand.fmer (@iiiiiiitachi) November 5, 2017
バスカーズのギターは、初心者向けのセットとしては比較的評価が高い部類に入ります。ギターを始める際には、演奏に必要なアイテムを個別にそろえる手間がかかることが多いですが、バスカーズの初心者セットには基本的な道具が一式そろっており、手軽に始められるのが特徴です。
また、価格帯を考慮すると、一定の品質を保っている点も魅力の一つです。エントリーモデルのギターでは、チューニングが安定しない、弦高が高く押さえにくいといった問題が発生することがありますが、バスカーズの初心者セットはその点で「まあまあ使える」と評価されています。特に、基本的なコードを押さえやすいネックの形状や、アンプ付きセットがある点は、これからギターを始める人にとって安心材料となるでしょう。
一方で、あくまでも「初心者向け」として考えた場合の評価であり、上級者や長く続けることを前提にすると、より高品質なギターのほうが望ましいという意見もあります。それでも、初めての1本として選ぶには、コストパフォーマンスの面で悪くない選択肢といえます。
良い評判② 安価だが問題なかった
バスカーズのレスポールカスタムです!
安価なギターですがすごく弾きやすくて良いギターです!— ギタ男 (@guitarMan0413) March 20, 2024
バスカーズのギターを実際に使用した人の中には「特に大きな問題なく弾けた」という意見も多く見られます。ギターは価格が安いほど、チューニングの安定性やパーツの精度に不安が出ることがありますが、バスカーズのギターは、普通に練習する分には問題なく使えるレベルに仕上がっています。
特に、ある程度の調整をすれば、演奏に支障がないと感じる人も多いようです。例えば、購入時の状態では弦高が高めに設定されていることがありますが、ネックの反りを調整したり、ブリッジの高さを変えたりすることで、弾きやすさを向上させることができます。また、安価なギターの中にはフレット処理が甘く、指が痛くなるものもありますが、バスカーズはそこまで極端に悪いわけではなく、許容範囲といえます。
ただし、長期間使用する場合や、演奏技術が向上してくると、より高品質なギターが欲しくなることは避けられません。それでも、ギターを始めたばかりの段階では、十分に役立つ1本といえるでしょう。
良い評判③ 安価な割には意外と作りがいい
近年、技術の進歩により、低価格帯のギターでも一定の品質を保てるようになってきています。これはバスカーズのギターにも当てはまり、価格に対して意外としっかりした作りになっているという意見が少なくありません。
以前は「安価なギター=粗悪品」というイメージが強かったですが、現在では製造工程の効率化が進み、コストを抑えながらも品質を向上させることが可能になっています。そのため、バスカーズのような手ごろな価格帯のギターでも、ある程度の品質を期待できるようになってきました。
特に、ボディの仕上げやパーツの精度が向上しており、初心者が使う分には問題ないレベルに達しています。もちろん、ハイエンドモデルと比較すれば差はありますが、「とりあえずギターを始めたい」「練習用として使いたい」というニーズには十分応えられるでしょう。
悪い評判① 安っぽい
一方で、バスカーズのギターに対して「イケてない」「見た目が安っぽい」と感じる人もいます。特に、ブランド志向の強いギタリストからすると、有名メーカーのギターと比べて魅力に欠けると映ることがあるようです。
デザイン面では、バスカーズのギターはシンプルな仕上げが多く、個性的なルックスを求める人には物足りないと感じられることもあります。また、ヘッド部分のロゴや塗装の質感が「安っぽく見える」といった意見もあります。
さらに、音質面でも「高級ギターに比べると厚みが足りない」「チープな印象を受ける」という指摘があります。特に、ピックアップや木材の質によって音の深みやサステイン(音の伸び)が不足することがあり、そこが「イケてない」と感じる要因の一つとなっています。
ただし、こうした点は価格相応ともいえるため、「初めてのギターなら割り切って使う」「見た目にこだわらなければ問題ない」といった考え方もできます。
悪い評判② 「馬ス鹿ーズ」と揶揄される
エレキはBUSKER’S(馬ス鹿ーズ)使ってるけど、弦高が高すぎるクソクオリティーだからそろそろ買い替えたい。
— ストラト (@sukiy4ki_2) April 1, 2024
バスカーズのギターは、ネット上で「馬ス鹿ーズ」と揶揄されることもあります。これは、「安価=品質が悪い」という先入観や、一部の人のネガティブな体験が広まった結果と考えられます。
このような評価をする人の多くは、すでに高級ギターを所有しているか、楽器の品質にこだわりを持つ層です。実際、プロ仕様のギターと比較すると、バスカーズのギターは見劣りする点があるのは否めません。特に、チューニングの安定性やパーツの耐久性については、厳しい評価が多いようです。
しかし、こうしたネガティブな意見は、すべてのユーザーに当てはまるわけではありません。初心者向けのギターとしては十分な品質を備えており、適切なメンテナンスをすれば普通に使えるレベルです。そのため「価格と用途を考えれば悪くない」という意見もあります。
悪い評判③ 買ってはいけない
中には「バスカーズのギターは買ってはいけない」とまで言う人もいます。その理由として挙げられるのが、品質のバラつきとパーツの耐久性の問題です。
安価なギターの宿命ともいえるのが、個体差が大きい点です。バスカーズのギターも例外ではなく、「当たり外れがある」と言われることがあります。特に、ネックの反りやフレット処理の精度、ペグ(弦を巻く部分)のクオリティには差が出やすく、外れの個体を引いてしまうと弾きにくくなることがあります。
また、ペグやブリッジのパーツが緩みやすい、塗装が剥がれやすいといった問題も指摘されています。これらは適切な調整や交換で改善できることもありますが、初心者にとってはハードルが高く、「最初から他のギターを買ったほうがよかった」と後悔するケースもあります。
とはいえ、すべてのバスカーズギターが「買ってはいけない」わけではなく、適切な調整を施せば使えるモデルもあります。購入時には慎重に選び、できれば試奏してから決めるのが賢明でしょう。
バスカーズギターの評判とおすすめモデルを比較
- バスカーズギターとは?初心者向けの特徴
- ストラトタイプ「BST-Standard」
- レスポールタイプ「BLC-500」
- バスカーズの初心者セットの特徴
- バスカーズギターの評判と特徴のまとめ
バスカーズギターとは?初心者向けの特徴
バスカーズ(Buskers)は島村楽器の自社ブランドで、手頃な価格で購入できるエントリークラスのギターを提供しています。特に初心者向けのギターとして知られており、初めてギターを手にする人や、気軽に演奏を楽しみたい人におすすめです。
バスカーズのギターが初心者向けと言われる理由は、大きく分けて3つあります。
1つ目は価格の手頃さです。ギターを始める際、多くの人が気にするのが価格です。有名メーカーのギターは初心者向けモデルでも3万円以上することが多いですが、バスカーズは1万円台から購入できるものが多く、初めてのギターとして手に取りやすい価格設定になっています。
2つ目は初心者向けセットが充実していることです。ギター本体だけでなく、アンプ、シールド(ケーブル)、ピック、チューナー、ストラップなど、演奏に必要なアイテムが一式そろったセットが販売されています。これにより、別々に道具をそろえる手間がなく、購入後すぐに練習を始めることができます。
3つ目は基本的な品質が確保されていることです。安価なギターの中には、チューニングが安定しなかったり、ネックの反りがひどかったりと、演奏に支障をきたすものもあります。しかし、バスカーズのギターはエントリーモデルながらも、ある程度の品質管理がされており、普通に練習する分には問題なく使えるレベルに仕上がっています。
一方で、安価なギターゆえに、音質や耐久性の面で高級ギターと比べると劣る部分もあります。そのため「ギターを長く続けるかわからない」「まずは試しに始めてみたい」という人には適していますが、本格的に演奏を極めたい場合は、将来的に上位機種への買い替えを視野に入れるのが良いでしょう。
ストラトタイプ「BST-Standard」
バスカーズのギターの中でも特に評判が良いモデルの一つが「BST-Standard」です。このモデルは、ストラトキャスター(ストラト)タイプのギターで、初心者にも扱いやすい設計になっています。
BST-Standardの特徴として、以下の3点が挙げられます。
まず、ストラトキャスタータイプの定番デザインであることです。ストラトは、多くのギタリストが使用する形状で、エレキギターの中でも最も汎用性の高いモデルの一つです。BST-Standardもその形を踏襲しており、ポップス、ロック、ブルースなど幅広いジャンルに対応できるサウンドを持っています。
次に、比較的軽量で扱いやすい点が魅力です。エレキギターの中には、レスポールタイプのように重量が重く、長時間の演奏では負担が大きくなるものもありますが、BST-Standardは軽量なため、初心者でも持ちやすく、演奏しやすい設計になっています。
また、シングルコイルピックアップを搭載しているため、クリーンな音色が特徴です。シングルコイルは、歯切れの良いシャープなサウンドを出すことができ、特にクリーントーンやカッティング奏法を多用するジャンルに適しています。
一方で、安価なギターならではの弱点として、ピックアップの出力が弱い、サステイン(音の伸び)が短いといった点が挙げられます。ただし、初心者が練習用として使用する分には大きな問題はなく、後々改造したり、エフェクターを活用することで音質の向上も可能です。
BST-Standardは、価格と性能のバランスが取れており「初めてストラトタイプのギターを手にする人」や「コスパの良いギターを探している人」におすすめのモデルといえるでしょう。
レスポールタイプ「BLC-500」
もう一つ、バスカーズのギターの中で評判の良いモデルが「BLC-500」です。このモデルは、レスポールタイプのデザインを採用しており、BST-Standardとは異なる特徴を持っています。
BLC-500の特徴として、以下のポイントが挙げられます。
まず、レスポール特有のパワフルなサウンドが出せることです。BLC-500にはハムバッカータイプのピックアップが搭載されており、シングルコイルのBST-Standardと比べると、太く力強い音が特徴です。そのため、ロックやハードロック、メタル系の音楽を演奏するのに向いています。
次に、サステインが長いという点が魅力です。レスポールタイプのギターは、ボディが厚く重量があるため、弦の振動が持続しやすく、音の伸びが良いのが特徴です。BLC-500もこの傾向があり、ギターソロやバッキングの際に迫力のあるサウンドを作りやすくなっています。
また、デザイン面でも評価が高いモデルです。BLC-500は、クラシカルなレスポールスタイルを忠実に再現しており、光沢のある仕上げやゴールドパーツが高級感を演出しています。価格の割に見た目がしっかりしている点は、多くのユーザーから好評を得ています。
ただし、レスポールタイプのギター全般に言えることですが、重量が重いというデメリットがあります。長時間の練習やライブ演奏では、肩や腕への負担が大きくなるため、ストラップの調整や演奏姿勢を工夫する必要があります。また、ボディの厚みがあるため、小柄な人には少し扱いづらいと感じることがあるかもしれません。
それでも、BLC-500は「手頃な価格でレスポールタイプのギターを手に入れたい」「太くてパワフルな音を出したい」という人にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。
バスカーズの初心者セットの特徴
バスカーズの初心者セットは、これからギターを始める人がスムーズに練習を始められるように必要なアイテムが一式揃っているのが特徴です。手頃な価格でありながら、最低限のクオリティを確保しているため、初心者でも安心して使うことができます。では、具体的にどのような特徴があるのか詳しく見ていきましょう。
1. 必要なアイテムがすべて揃っている
バスカーズの初心者セットには、ギター本体だけでなく、アンプやシールド(ケーブル)、チューナー、ピック、ストラップなど、演奏に必要なものが一通り含まれています。これにより、別途アクセサリーを買い足す手間が省け、購入後すぐに練習を始めることができます。特に、チューナーが付属しているのは初心者にとって嬉しいポイントで、正しい音程で練習できる環境が整います。
2. 手頃な価格でコストパフォーマンスが高い
バスカーズの初心者セットは、1万円台から3万円程度で購入できるため、ギターを始めたいけれど高価なモデルには手が出しにくいという人にも向いています。価格を抑えながらも、演奏に支障がないレベルの品質を備えているため、入門用としては十分な性能を持っています。また、エントリーモデルの中では比較的作りがしっかりしており、初心者が扱いやすい点も評価されています。
3. ギターの種類が選べる
バスカーズの初心者セットには、レスポールタイプやストラトタイプなど、異なるデザインのギターが含まれたセットがあります。たとえば、
- BST-Standard(ストラトタイプ):軽量で扱いやすく、幅広いジャンルに対応可能
- BLC-500(レスポールタイプ):太くて力強いサウンドが特徴で、ロック向き
このように、自分の演奏したいジャンルや好みに合わせて選べるのもメリットの一つです。
4. 初心者向けの弾きやすさ
バスカーズのギターは、比較的ネックが握りやすく、フレットの処理もしっかりしているため、初心者でもスムーズにコードを押さえやすい構造になっています。特に、弦高(弦と指板の距離)が適切に設定されているため、指の力が弱い初心者でも押さえやすく、無理なく練習を進めることができます。
5. アンプの性能は最低限だが、練習には十分
セットに付属するアンプは、小型のものが多く、大音量での演奏には向いていません。しかし、自宅での練習には十分な音量が確保されており、エフェクターを使用しなくても基本的なクリーントーンや歪み(ディストーション)を楽しむことができます。もし本格的な音作りをしたくなった場合は、アンプを別途購入することでさらに幅広いサウンドを作ることができます。
6. デメリットもあるが、初心者には十分
初心者セットは価格を抑えている分、高価なギターと比べるといくつかのデメリットもあります。例えば、
- パーツの品質が低め(ペグやブリッジの耐久性はやや低い)
- 音の響きが本格的なギターに比べて劣る
- 付属のアンプの性能はシンプル
しかし、初心者がギターの基礎を学ぶには十分なクオリティを持っているため、「とりあえずギターを始めてみたい」「予算を抑えて一式揃えたい」という人には最適な選択肢といえるでしょう。
まとめ
バスカーズの初心者セットは、低価格ながらも演奏に必要なアイテムが揃っており、これからギターを始める人にとって非常に手軽な選択肢です。セット内容を確認しながら、自分に合ったモデルを選べば、スムーズにギターライフをスタートできるでしょう。
バスカーズギターの評判と特徴のまとめ
- 島村楽器が展開する自社ブランド
- コストパフォーマンスが高い
- 初心者向けのモデルが豊富
- 音質は価格相応ながら扱いやすい
- 軽量で持ち運びやすい
- 初心者でも弾きやすいネック設計
- シンプルなデザインが特徴
- カラーやモデルのバリエーションが多い
- アンプやアクセサリーがセットになった商品が多い
- 耐久性は価格帯に応じたレベル
- ネット通販や楽器店で手軽に購入できる
- 初めての一本として選ばれることが多い
- 上級者には物足りないと感じることもある
- チューニングの安定性は普通
- 弾き込むほどに馴染むとの意見もある