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エピフォンレスポールの評価とギブソンの違いを詳しく解説(初心者向け)

エピフォン レスポール 評価 ギターの評価
イメージ:ギター愛好家のためのお役立ちサイト作成
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Gibson japan公式サイト

ギターを選ぶ際に、「エピフォンレスポールの評価」が気になる方は多いのではないでしょうか。エピフォンレスポールとは、ギブソンのレスポールを基にしたモデルで、手頃な価格で本格的なサウンドを楽しめるギターです。しかし、品質や音の違いが気になり、購入を迷っている方もいるかもしれません。

エピフォンとギブソンの違いは、製造国や使用される木材、パーツの品質などにありますが、エピフォンのレスポールもコストパフォーマンスの高いモデルとして多くのギタリストから評価されています。また、レスポールカスタムとスタンダードの違いも重要なポイントです。デザインやサウンドの特徴が異なるため、自分の演奏スタイルに合ったモデルを選ぶことが大切です。

さらに、エピフォンレスポールにはさまざまな種類があり、初心者向けのエントリーモデルから、より本格的な仕様のモデルまで幅広く展開されています。本記事では、それぞれのモデルの特徴や評価を詳しく解説し、ギター選びの参考となる情報をお届けします。

記事のポイント
  • エピフォンレスポールとは何か、ギブソンとの違い
  • エピフォンレスポールの品質や評価のポイント
  • レスポールカスタムとスタンダードの違い
  • 初心者向けを含むエピフォンレスポールの種類と選び方

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エピフォンレスポールの評価と特徴を徹底解説

エピフォン レスポール 評価

  • エピフォンレスポールとは?
  • エピフォンレスポールの品質と評価
  • エピフォンとギブソンの違い
  • レスポールカスタムとスタンダードの違い

エピフォンレスポールとは?

エピフォンレスポールとは、ギブソン社のレスポールモデルを基に、より手頃な価格で提供されるギターのことです。エピフォンはもともとアメリカ発祥の楽器メーカーでしたが、1957年にギブソン社の傘下に入り、それ以降ギブソンのライセンスのもとでギターを製造しています。特にエピフォンレスポールは、ギブソンの代表的なモデルである「レスポール」のデザインや構造を継承しながら、コストを抑えた仕様で作られているのが特徴です。

エピフォンレスポールは、ボディの形状やピックアップの配置、操作性など、ギブソンのレスポールと非常によく似たデザインになっています。そのため、初心者から中級者まで幅広いギタリストに親しまれています。また、木材の選定や製造方法においてギブソンとは違いがあるものの、価格を考慮するとコストパフォーマンスの高いギターと言えるでしょう。

さらに、エピフォンレスポールにはさまざまなモデルが存在します。「レスポール・スタンダード」や「レスポール・カスタム」など、ギブソンと同様のモデル名が付けられたものもあり、それぞれ特徴が異なります。また、「レスポール・ジュニア」や「レスポール・スペシャル」といった、よりシンプルで扱いやすいモデルも展開されています。このように、エピフォンレスポールは予算や演奏スタイルに合わせて選べるバリエーションが豊富であることが大きな魅力です。

エピフォンレスポールの品質と評価

エピフォンのレスポールは、手頃な価格でありながら本格的なサウンドを楽しめるギターとして、多くのギタリストから支持されています。しかし、品質や評価については「ギブソンと比べてどうなのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。ここでは、エピフォンレスポールの品質面の特徴や、ユーザーからの評価について詳しく解説します。

1. 材質と作りのクオリティ
エピフォンのレスポールは、ギブソンと同じくマホガニーボディが採用されており、レスポール特有の暖かみのある音色を再現できるよう設計されています。また、指板にはローズウッドやインディアン・ローレルが使用されており、しっかりとした質感と耐久性を持っています。ネックはセットネック構造が基本で、安価なボルトオンネックとは異なり、音の伝達効率が良くサステイン(音の伸び)にも優れています。

ただし、ギブソン製と比べると、木材の選定基準が異なるため、若干の個体差が生じることもあります。これはエピフォンがコストを抑えるために、ギブソンとは異なる生産ラインで製造されているためです。そのため、購入する際には、実際に手に取ってネックの状態や木材の質感をチェックするのがおすすめです。

2. ピックアップとサウンドの評価
エピフォンレスポールには、エピフォン独自のハムバッカーピックアップが搭載されています。特に近年のモデルでは「ProBucker(プロバッカー)」と呼ばれるピックアップが採用されており、これはギブソンの「Burstbucker」に近い特性を持っています。そのため、ギブソン特有の太く暖かいトーンを、比較的リーズナブルな価格で手に入れることが可能です。

一方で、エピフォンのエントリーモデル(スペシャルやスタジオ)では、廉価版のピックアップが搭載されており、やや出力が弱めで、ギブソンと比べると音の厚みや高音の抜けが劣るという意見もあります。しかし、ピックアップは交換可能なパーツであるため、後からカスタマイズすることでより理想的な音に近づけることができます。

3. 演奏性と仕上げの評価
エピフォンのレスポールは、ギブソンよりもややネックが薄めに設計されていることが多く、初心者や手の小さい人でも握りやすい仕様になっています。また、ボディの重量もギブソンよりやや軽めに作られていることがあり、長時間の演奏でも負担が少ない点も評価されています。

ただし、仕上げの精度に関しては、モデルによって若干のバラつきがあるのも事実です。特に、低価格帯のモデルでは、フレットの処理が甘かったり、ナット部分の調整が不十分な個体もあるため、購入時には細かい部分をチェックすることが重要です。とはいえ、これらの点は調整やセットアップを行うことで改善できるため、大きなデメリットとは言えません。

4. ユーザーからの評価
エピフォンレスポールは「コストパフォーマンスが高い」という点で非常に高評価を得ています。特に、初心者や予算を抑えたい中級者にとって「手頃な価格で本格的なレスポールサウンドを体験できる」という点が魅力とされています。また、カスタマイズの自由度が高いため、「最初はそのまま使い、後でピックアップやパーツを交換する」といった使い方もできるのが強みです。

一方で「ギブソンと全く同じクオリティを期待すると、やや物足りない」という意見もあります。特に、細かい作り込みや高音の抜け、倍音成分の豊かさに関しては、やはりギブソンが優位に立つため、完全にプロ仕様の楽器としてはギブソンに軍配が上がります。しかし、価格差を考慮すると、エピフォンレスポールのクオリティは十分に高く、多くのギタリストにとって満足できるレベルにあると言えるでしょう。

5. まとめ
エピフォンのレスポールは、価格と品質のバランスに優れたギターとして広く評価されています。確かにギブソンと比べると細かい部分での違いはありますが、基本的な作りやサウンドの質は高く、特に初心者やコストパフォーマンスを重視するギタリストにとっては非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

購入を検討している場合は、実際に試奏してみること、可能であれば個体差を見極めて選ぶことが重要です。特に、ピックアップの種類やネックの握りやすさなど、自分の好みに合ったものを選ぶことで、より満足度の高いギターライフを送ることができるでしょう。

エピフォンとギブソンの違い

エピフォンとギブソンの最大の違いは「製造国」と「使用される木材・パーツの品質」です。ギブソンのギターは基本的にアメリカ国内で製造されているのに対し、エピフォンのギターは主に中国やインドネシアの工場で生産されています。この製造環境の違いが、価格や品質の差に影響を与えています。

まず、木材に関して言えば、ギブソンはボディやネックに高品質なマホガニーを使用することが多いのに対し、エピフォンは比較的コストを抑えた木材を使用することが一般的です。そのため、ギブソンのギターはより豊かな音の響きを持ち、サスティン(音の伸び)が優れているとされています。一方、エピフォンは同じマホガニーを使用しているモデルでも、木材の質が異なることがあり、音の厚みや響きに違いが出ることがあります。

また、ピックアップやブリッジ、ペグなどのパーツにも違いがあります。ギブソンでは高品質なハンドワイヤードのピックアップが搭載されていることが多いのに対し、エピフォンではコストを抑えた量産型のピックアップが採用されています。そのため、ギブソンのギターはよりクリアで深みのあるサウンドを提供できるのに対し、エピフォンはやや太さや迫力に欠ける場合があります。ただし、エピフォンのギターも十分な音質を持ち、アンプやエフェクターを活用することで好みの音に近づけることは可能です。

一方で、エピフォンの魅力は手頃な価格でレスポールのデザインや演奏感を楽しめる点にあります。特に初心者や中級者にとっては、ギブソンの高価なモデルをいきなり購入するのはハードルが高いため、まずはエピフォンでレスポールのサウンドや弾き心地を体験し、その後ギブソンにステップアップするという選択肢もあります。このように、エピフォンとギブソンはターゲット層や価格帯が異なり、それぞれの強みがあるため、用途に応じた選び方が重要です。

カスタムとスタンダードの違い

レスポールにはさまざまなモデルが存在しますが、中でも「レスポールカスタム」と「レスポールスタンダード」は特に人気の高いモデルです。一見するとデザインが異なるだけのように見えますが、実際にはサウンドや演奏性、使用されるパーツにも違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を比較しながら、具体的な違いについて解説していきます。

1. デザインの違い
まず、最も目に見えてわかりやすい違いがデザインです。レスポールカスタムは豪華な装飾が施され、エレガントな雰囲気を持っています。具体的には、ボディの縁に「バインディング」と呼ばれる装飾が施され、ヘッド部分には「スプリットダイヤモンド」のインレイが入っています。カラーも「ブラックビューティー」と呼ばれる漆黒のデザインが有名です。

一方、レスポールスタンダードは、シンプルでクラシックなデザインが特徴です。トップには「フレイムメイプル」や「プレーンメイプル」などの木目が美しい素材が使われ、サンバースト仕上げなどの伝統的なカラーリングが施されています。装飾の派手さは控えめですが、木の質感を活かしたデザインが魅力的です。

2. サウンドの違い
レスポールカスタムとレスポールスタンダードでは、使用されているパーツが異なるため、音の特性にも違いがあります。

  • レスポールカスタムのサウンド
    レスポールカスタムは、メイプルトップ+マホガニーバック+エボニー指板という構造が特徴です。エボニー指板はローズウッドやローレルに比べて硬質で、アタックがはっきりし、高音の抜けが良くなります。そのため、音の粒立ちが良く、ハイゲインなサウンドでもクリアさを維持できるため、ハードロックやメタル系のジャンルで好まれます。

  • レスポールスタンダードのサウンド
    一方、レスポールスタンダードは、メイプルトップ+マホガニーバック+ローズウッド指板の組み合わせが一般的です。ローズウッド指板はエボニーに比べて柔らかく、暖かみのあるサウンドになります。そのため、ブルースやロック、ジャズなどの幅広いジャンルで使われることが多いです。全体的にふくよかで、音のまとまりが良いのが特徴です。

3. ネックの仕様と演奏性の違い
演奏のしやすさにも違いがあります。

  • レスポールカスタムのネック
    レスポールカスタムは、比較的太めのネックが採用されることが多く、手にしっかりとフィットする感覚があります。その分、手の小さい人にはやや弾きにくく感じることもありますが、しっかりとしたグリップ感があるため、力強いピッキングに適しています。また、ハイフレットの演奏性を向上させるためにネックのヒール加工が滑らかになっているモデルもあります。

  • レスポールスタンダードのネック
    一方、レスポールスタンダードのネックは、モデルによって50sスタイル(太め)と60sスタイル(薄め)の2種類があります。50sスタイルはレスポールカスタムに近い感触ですが、60sスタイルは薄めに設計されているため、手の小さい人でも弾きやすいです。速弾きをするギタリストやフィンガリング重視のプレイヤーには、60sスタイルのネックが人気です。

4. ピックアップの違い
両者ともにハムバッカーピックアップを搭載していますが、モデルによって微妙な違いがあります。

  • レスポールカスタムには、やや高出力なピックアップが搭載されることが多く、音圧のあるパワフルなサウンドが特徴です。
  • 一方、レスポールスタンダードは、クラシックなトーンを重視したピックアップが搭載される傾向があり、ヴィンテージ系の温かみのあるサウンドが特徴です。

どちらも後からピックアップを交換することで音のキャラクターを変えることができますが、基本的な設計の違いから、出音の方向性にも違いが出ます。

5. 価格とコストパフォーマンス
価格面でも違いがあります。

  • レスポールカスタムは、装飾や素材のグレードが高いため、基本的にスタンダードよりも高価です。エピフォンのレスポールカスタムは手頃な価格ですが、ギブソン製のカスタムモデルはハイエンドギターとして扱われ、価格も大きく異なります。
  • レスポールスタンダードは、シンプルなデザインながら高品質な作りを維持しており、コストパフォーマンスが高いと言えます。そのため、初心者から上級者まで幅広いギタリストに選ばれています。

6. どちらを選ぶべきか?

  • ハードロックやメタル系の音楽を演奏したい人、豪華なデザインを求める人には、レスポールカスタムがおすすめです。
  • クラシックなロックやブルース、ジャズを演奏したい人、伝統的なレスポールサウンドを求める人には、レスポールスタンダードが適しています。

どちらのモデルも、エピフォンとギブソンから販売されており、予算や好みに応じて選ぶことができます。試奏をして、自分に合ったモデルを見つけることが最も重要です。

エピフォンレスポールの評価と種類別おすすめ

エピフォン レスポール 評価

  • エピフォンレスポールの種類
  • 初心者におすすめのエピフォンレスポール
  • レスポールジュニアの特徴と魅力
  • レスポールスペシャルの違いとおすすめポイント

エピフォンレスポールの種類

エピフォンのレスポールは、ギブソンのレスポールのデザインやサウンドを再現しつつ、手頃な価格で提供される人気のギターシリーズです。同じ「レスポール」という名前でも、モデルごとに特徴や仕様が異なり、プレイヤーのニーズに合わせた選択肢が用意されています。ここでは、代表的なエピフォンレスポールの種類について解説します。

1. レスポールスタンダード(Les Paul Standard)
エピフォンのレスポールの中でも最もオーソドックスなモデルが「レスポールスタンダード」です。このモデルはギブソンのレスポールスタンダードをベースにしており、伝統的なデザインやサウンドを継承しています。

  • 主な特徴
    • メイプルトップ+マホガニーボディの組み合わせによる豊かなサスティン
    • 2基のハムバッカーピックアップを搭載し、温かみのある太い音が出せる
    • クラシックなサンバーストカラーを中心としたデザイン
    • 50s(太め)と60s(薄め)のネックシェイプが選べるモデルもある

このモデルは、ロック、ブルース、ジャズなど幅広いジャンルに対応し、初心者から上級者まで使いやすいオールラウンドなギターです。

2. レスポールカスタム(Les Paul Custom)
「レスポールカスタム」は、レスポールスタンダードの上位モデルにあたり、豪華な装飾や高級感のあるデザインが特徴です。

  • 主な特徴
    • 縁取り(バインディング)やヘッドの装飾が施された高級感のあるルックス
    • エボニー指板が採用されることが多く、クリアな高音が特徴的
    • 出力の高いピックアップが搭載され、パワフルなサウンドを実現
    • ブラックビューティー(黒一色)などのシックなカラーバリエーション

このモデルは、ハードロックやメタルなど、力強いサウンドを求めるプレイヤーに向いています。

3. レスポールジュニア(Les Paul Junior)
「レスポールジュニア」は、もともと学生向けのエントリーモデルとして開発されたシンプルな仕様のレスポールです。装飾が少なく、使いやすさとサウンドの個性が際立つギターとなっています。

  • 主な特徴
    • ピックアップが1基(P-90またはハムバッカー)というシンプルな構造
    • フラットトップのマホガニーボディで軽量
    • パワフルかつ歯切れのよいサウンドが特徴
    • ロックやパンクシーンで愛用されることが多い

特にP-90ピックアップを搭載したモデルは、独特のガッツある音色を持ち、個性的なサウンドを求めるギタリストに人気です。

4. レスポールスペシャル(Les Paul Special)
「レスポールスペシャル」は、レスポールジュニアをベースにしつつ、ピックアップを2基搭載し、より多彩なサウンドメイクが可能なモデルです。

  • 主な特徴
    • P-90ピックアップを2基搭載し、ヴィンテージライクなサウンドが得られる
    • フラットトップのボディ構造で軽量かつ扱いやすい
    • ヴィンテージスタイルのデザインが魅力的

このモデルは、ロックやブルースなどで使われることが多く、シンプルながらも奥深い音作りが可能です。

5. レスポール・モダン(Les Paul Modern)
「レスポール・モダン」は、伝統的なレスポールのスタイルを踏襲しつつ、現代のプレイヤー向けに改良が加えられたモデルです。

  • 主な特徴
    • 軽量化されたボディ(チェンバード構造)で長時間の演奏でも疲れにくい
    • コイルタップ機能を搭載し、ハムバッカーとシングルコイルの切り替えが可能
    • ヒールカット加工によりハイフレットの演奏性が向上
    • ネック裏にサテンフィニッシュを採用し、滑りがよくスムーズな演奏ができる

モダンな機能を備えているため、ジャンルを問わずさまざまなスタイルで活躍します。

6. レスポール・トラディショナル(Les Paul Traditional)
「レスポール・トラディショナル」は、その名の通り、ヴィンテージレスポールの仕様を再現したモデルです。

  • 主な特徴
    • チャンバード加工なしのソリッドボディで、クラシックな重量感とサスティンを実現
    • 50sスタイルの太めのネックシェイプが特徴
    • ヴィンテージトーンを重視したピックアップが搭載

クラシックなロックやブルースなど、伝統的なレスポールサウンドを求めるプレイヤーに向いています。

まとめ:エピフォンレスポールの種類を選ぶポイント

エピフォンのレスポールには、さまざまなモデルが存在し、それぞれ異なる特徴を持っています。

  • オールラウンドに使いたいなら → レスポールスタンダード
  • 高級感のあるデザインとパワフルな音が欲しいなら → レスポールカスタム
  • シンプルで直感的なギターが欲しいなら → レスポールジュニア
  • P-90のヴィンテージサウンドが欲しいなら → レスポールスペシャル
  • 現代的な機能を求めるなら → レスポール・モダン
  • ヴィンテージのクラシックなトーンを求めるなら → レスポール・トラディショナル

このように、用途や演奏スタイルによって適したモデルが異なるため、実際に試奏しながら自分に合ったレスポールを選ぶことが重要です。

初心者におすすめのエピフォンレスポール

エピフォンのレスポールは、初心者にとって魅力的な選択肢の一つです。価格が比較的手頃でありながら、レスポール特有の厚みのあるサウンドを体験できるため、これからギターを始める人にもおすすめできます。ただし、エピフォンのレスポールにはさまざまな種類があるため、初心者がどのモデルを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。ここでは、初心者向けのモデルをいくつか紹介しながら、その特徴を解説していきます。

1. レスポール スタンダード
初心者が最も安心して選べるのが「レスポール スタンダード」です。このモデルは、ギブソンのレスポールスタンダードをベースに作られており、マホガニーボディとハムバッカーピックアップを搭載しているため、太くて暖かみのあるサウンドが特徴です。また、レスポール特有のサステイン(音の伸び)もしっかりと感じられるため、ギター初心者でも本格的な音を楽しむことができます。さらに、クリーントーンからハードな歪みまで幅広い音作りができるため、ロックやブルースはもちろん、ポップスやジャズにも対応可能です。

2. レスポール スペシャル-II
価格を抑えつつ、レスポールらしいサウンドを体験したい人には「レスポール スペシャル-II」もおすすめです。このモデルは、スタンダードよりもボディがやや薄めで軽量化されており、演奏時の負担が少ないのが特徴です。ネックも細めに作られているため、手の小さい人や初心者でも弾きやすく、コードを押さえる際のストレスが軽減されます。また、2基のハムバッカーピックアップを搭載しているため、歪みの効いたパワフルなサウンドを出すことができ、ロックやパンク系の音楽に向いています。

3. レスポール ジュニア
シンプルな構造で扱いやすい「レスポール ジュニア」も初心者向けの選択肢の一つです。シングルカッタウェイ(ボディの片側がカットされたデザイン)とP-90ピックアップが特徴で、レスポールスタンダードとは異なる歯切れの良いサウンドを楽しむことができます。ピックアップが一つしか搭載されていないため、音作りの自由度はやや低めですが、その分シンプルな操作でギターを扱えるため、初心者でも扱いやすいモデルです。

初心者がエピフォンのレスポールを選ぶ際には「予算」「音の好み」「演奏のしやすさ」を考慮することが大切です。特に最初の一本は、無理のない価格帯でありながら、しっかりとした作りのものを選ぶと、長く愛用することができます。

レスポールジュニアの特徴と魅力

レスポールジュニアは、シンプルな構造と個性的なサウンドが特徴のモデルです。元々は1950年代に「学生向けの廉価モデル」として誕生しましたが、その後、独特のサウンドが評価され、多くのプロギタリストにも愛用されるようになりました。特にロックやパンクシーンでは、このギターのシンプルでラフな音色が好まれています。

1. シンプルなデザインと軽量ボディ
レスポールジュニアの最大の特徴は、そのシンプルなデザインです。ボディはシングルカッタウェイ(ボディの片側がカットされた形状)で、余計な装飾がなく、機能性を重視した作りになっています。また、一般的なレスポールと比べてボディが薄く、重量も軽めに設計されているため、長時間の演奏でも疲れにくいのが魅力です。

2. P-90ピックアップによる独特のサウンド
レスポールジュニアには、シングルコイルのP-90ピックアップが搭載されています。一般的なレスポールに搭載されているハムバッカーピックアップとは異なり、P-90はシングルコイル特有の歯切れの良いサウンドが特徴です。そのため、クリーントーンでは明るくシャープな響きが得られ、歪ませるとザクザクとした荒々しい音になるため、ロックやパンク系の音楽に適しています。

3. 操作のシンプルさと演奏性の高さ
レスポールジュニアは、1つのピックアップとボリューム&トーンのシンプルなコントロールだけで構成されているため、初心者でも迷わず扱うことができます。また、ネックが比較的細めに設計されているため、コードチェンジやソロプレイがしやすく、特に手の小さい人や初心者にもおすすめです。

レスポールジュニアは、そのシンプルさゆえに「音作りの幅が狭い」と感じる人もいるかもしれません。しかし、逆に「ギター本来の音を楽しめる」「シンプルな構成だからこそプレイヤーの技術がそのまま音に反映される」という魅力もあります。

レスポールスペシャルのおすすめポイント

レスポールスペシャルは、レスポールジュニアと並ぶシンプルなモデルですが、いくつかの違いがあります。どちらも元々は廉価モデルとして設計されましたが、現在では個性的なサウンドを持つギターとして評価されています。

1. レスポールジュニアとの違い
大きな違いは、ピックアップの数とボディ形状です。レスポールジュニアがピックアップ1基のみなのに対し、レスポールスペシャルは2基搭載されており、より多彩な音作りが可能です。これにより、フロントピックアップで太く甘い音、リアピックアップでシャープでアタック感のある音といった切り替えができ、幅広いジャンルに対応できます。

また、レスポールジュニアはシングルカッタウェイが一般的ですが、レスポールスペシャルにはダブルカッタウェイのモデルも存在します。これにより、高音域のフレットへのアクセスがしやすく、リードプレイを多用するギタリストにも適しています。

2. おすすめポイント
レスポールスペシャルは、P-90ピックアップによる特徴的なサウンドと、多彩な音作りの可能性が魅力です。特にブルース、オルタナティブロック、パンクなどのジャンルで力を発揮し、歪ませるとラフでパワフルな音が得られます。また、ネックが握りやすく、演奏性が高いため、初心者から上級者まで幅広いプレイヤーにおすすめできるモデルです。

エピフォンレスポールの評価の総括とポイント

  • エピフォンレスポールはギブソンの廉価版としてコストパフォーマンスに優れる
  • マホガニーボディやセットネック構造により本格的なレスポールサウンドを再現
  • ギブソンと比べると木材の品質や仕上げの精度に差がある
  • ピックアップはProBuckerなど独自仕様で、ギブソンよりやや出力が控えめ
  • ネックはギブソンより薄めで握りやすく、初心者にも扱いやすい
  • 仕上げやフレット処理に個体差があり、購入時のチェックが推奨される
  • レスポールカスタムは高級感があり、パワフルなサウンドが特徴
  • レスポールスタンダードは伝統的なレスポールサウンドを継承し汎用性が高い
  • レスポールジュニアはP-90ピックアップ搭載で歯切れの良いサウンド
  • レスポールスペシャルはジュニアに比べてピックアップが2基で音作りの幅が広い
  • 初心者向けにはレスポールスタンダードやスペシャルIIが適している
  • モダンモデルは軽量化やコイルタップ機能を備え、演奏性が向上している
  • ユーザーの評価は価格に対する品質のバランスが良い点で高い
  • ギブソンには及ばないが、カスタマイズ次第で音質向上が可能
  • エピフォンレスポールは予算や用途に応じて幅広い選択肢がある
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